中古車業界には自主規制のルールがあります。自動車公正競争規約というのがそのルールで、車を販売するときのルールなどが記されています。
自動車公正競争規約では外装を塗り替えた車に関して特にユーザーに説明しなければならないような記載・項目がありません。
その影響か塗り替えを行った車両でもユーザーに一切説明せずに販売しているケースがかなりあるようです。
中古車の価格は人気色かどうかで価格相場に大きな違いがあります。
そこで不人気色の車両を買ってきて人気色に全塗装してしまうことで差額を儲けようとする業者が存在します。
多くの場合はボンネットを開けてエンジンルームの色と外装色を比べれば一目瞭然なのですが、同系統の塗り替え(例えば黒と濃紺など)だと見分けるのは難しくなります。
さらに全塗装している車両は事故車が多いという事実があります。
それはつまり事故車両を修理するときに人気のある色に塗装してしまうわけです。
こうなると素人が見分けるのはいっそう困難になります。
無論、車を人気色に塗り替える事自体は何も悪いことではありません。でも良心的な店であれば購入時に説明をするでしょう。
人気色であるにも関わらず、価格が安い場合などは疑ってみる必要があります。
お店の人に細かいところまで説明してもらって納得できなければ購入は見送るべきでしょう。